1267歳の唐代の古琴、今なお完璧な音を奏でる
ソース：中國國際放送局作者： 2023-04-12 10:12
古琴演奏家の李蓬蓬さんは7日午後、広東省広州市にある松園で非公式會談を行った習(xí)近平國家主席とフランスのマクロン大統(tǒng)領(lǐng)のために中國古代の名曲「流水」を演奏しました。李蓬蓬さんが使用した古琴は「九霄環(huán)佩」と呼ばれ、唐代に作られたもので、1267年の歴史があります。この古琴は、表が桐、底はキササゲで出來ており、裏には「九霄環(huán)佩」の4文字の陰刻のほか、「東坡蘇軾珍賞」などの印章もあります。すなわち、この古琴は宋代の政治家?文豪の蘇軾らの所蔵品でした。
「九霄環(huán)佩」と名付けられた古琴は4面が現(xiàn)存し、北京の故宮博物院、中國國家博物館、遼寧省博物館と企業(yè)家の何作如さんに所蔵されています。
李蓬蓬さんによりますと、唐代は中國古琴の発展史における重要な時期であり、當(dāng)時は古琴が大量にあったため、1000年を経た今でも20面ほど現(xiàn)存しています。李蓬蓬さんの父親で、古琴演奏家、中央音楽學(xué)院教授の李祥霆さんによりますと、「九霄環(huán)佩」は現(xiàn)存する唐琴の中で音と演奏の狀態(tài)が最良ということです。
李蓬蓬さんは、古琴の演奏を通じて両國首脳や世界中の観衆(zhòng)に古琴の音色を聴いてもらい、中國の古琴音楽に興味を持ってもらえたらうれしいと話しています。
編集：董麗娜
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